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アンチエイジング療法

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アンチエイジング療法

人は年をとるとともに身体機能が低下します。
この変化を医学的に言えば、体脂肪が増加し、体内の多くの蛋白が減少することで、心臓をはじめとした体内の様々な臓器の機能が低下していき、内臓、筋肉、皮下脂肪、皮膚の加齢による変化の一般的な総称が”老化”といわれている現象なのです。
“老化”の原因のひとつは、脳から放出される様々なホルモンの低下といわれています。脳下垂体から分泌されるホルモンは、思春期や青年期に最も多く分泌され、体の成長を促したり、また性的な変化を起こします。その後は、体のバランスを保つ働きをし、体重、血圧、新陳代謝をコントロールし、活力や健康感、精神的な面にも影響を及ぼしています。しかしながら、このようなホルモンの分泌は、20歳代をピークに、それ以降は低下し、中年期から初老期にかけては著しく低下してしまいます。これにより、いわゆる更年期障害といわれる症状に始まり、年齢をかさねるごとに、筋力や内臓等の身体機能と共に、精神機能までが低下し、若い頃にあったような活力を失っていくのです。
このように老化がホルモン分泌機能の低下によるからだの変化であれば、これを適切に補充することができれば老化を防ぐことができるのではないかという発想からはじめられたのが、ホルモン補充によるアンチエイジング療法です。しかしホルモンを投与するには副作用も考慮しなければなりません。ホルモン補充療法をおこなうことにより、高血圧や糖尿病が悪化したり、ガンやその他の腫瘍などを悪化させる危険性もあるからです。
ホルモン補充療法は体の生理的な働きに悪影響を与えないように、安全かつ効果的におこなう必要があります。アンチエイジング治療を効果的かつより安全に実現するには、そのひとが健康であること、高血圧、糖尿病、ガンなど生活習慣病の健康管理をしていくことが重要となります。

HGH (ヒト成長ホルモン)

花

HGHとは、脳下垂体から分泌されるホルモンで、成長がさかんな青年期に最も多く分泌されます。その分泌量は60歳に至るまでに若年時に比べて75%も低下してしまいます。成長ホルモンの作用は、主に肝臓・骨・筋肉・性腺で蛋白合成を促進する作用と、糖代謝・脂質代謝において影響を与える作用です。特に脂質代謝では、中性脂肪を分解する作用が重要です。これら、成長ホルモンの2つの作用は、加齢に伴う体組成の変化、すなわち体脂肪の増加と筋肉をはじめとする多くの蛋白の低下にストップをかけると同時に、心臓・腎臓をはじめとした体内の様々な臓器の機能の向上と、免疫機能の保持に重要な影響を与えています。
また、成長ホルモンは、精神心理機能にも影響を与え、日常生活において健康感や爽快感を与える働きをもつことも知られています。
しかし、アメリカなどでは成長ホルモンが癌細胞の増殖を手助けする可能性があるという観点から、投与に慎重な意見もあります。

DHEA

DHEAとは、デヒドロエピアンドロステロンの略で、副腎皮質由来のホルモンです。近年、老化との関連が最も注目されているホルモンの一つで、20歳代をピークに、加齢と共に直線的に低下することが知られています。また、最近になりDHEAには細胞や体の組織を保護する作用があり、生体の恒常性の維持に欠かせない役割を担っていることが明らかになってきています。
DHEAには抗肥満作用、抗動脈硬化作用、免疫賦活作用、抗骨粗鬆症作用などや、耐糖能改善作用も認められています。副作用の報告もいまのところ無く、ホルモン補充療法で処方される薬の中では、比較的管理の容易なものといえるでしょう。

エストロゲン・プロゲステロン(HRT)

エストロゲン・プロゲステロン(HRT)

卵巣で産生されるホルモンのひとつであるエストロゲンには、老化現象を遅延させる効果があります。エストロゲンが減少することで、更年期障害、骨粗鬆症、高脂血症、動脈硬化などの、様々な老年疾患が発生することが報告されており、最近ではエストロゲンの脳への働きが解明され、アルツハイマー病などの痴呆症についても、このホルモンの低下と関係があるといわれています。閉経後の女性では、エストロゲンの欠乏はいっそう促進され、更年期障害のみならず、皮膚の萎縮、性交障害、うつ病等を合併することもあり、動脈硬化や骨粗鬆症、老年痴呆等の症状をさらに悪化させる可能性があります。

加齢による卵巣の内分泌機能のため起こる、こういった様々な退行性変化に対し、女性ホルモンを外部より持続的に補充する治療法がエストロゲン・プロゲステロン補充療法(HRT)です。これらホルモン補充療法は、単なる更年期障害の治療にとどまらず、骨、血管、脳などに対する様々な効果が期待されます。
HRT療法は肝障害や婦人疾患のある人には適応できず、また乳がん発生率を上げるという報告もあり、投与には健康診断による全身検索を行ったうえで、治療中も生活習慣病に対する健康管理を平行してきちんとおこなうことが必要です。